気持ちと声と 呼吸の関係。
石田さんインタビュー #2
2024.9.3
#インタビュー
#石田紗英子
いろいろな専門家に話を聞きながら、 休憩について研究していくシリーズの第5弾。 今回はフリーアナウンサーの石田紗英子さん! 歴史が大好きで、地域の観光大使も務める石田さんからどんな休憩のヒントが聞けるかな? 全3回の対談、おたのしみください。
リード文 QKさん
QKさん
前回はお仕事の中での切り替え方や、心を整えるための休憩について教えていただきました。今度は「呼吸」や「声」を中心にお話を伺いたいです!
石田さん
呼吸がどういう状態になっているか、いつも意識するようにしていますね。 深い呼吸ができる「ston s」も使っていますよ。ミントフレーバーがお気に入りです。 よく眠りにつけないなという時は、ココナッツフレーバーを選んでいます。香りを嗅いで深呼吸すると、眠りやすくなるんだ!と気づかせてもらいました。 あと、心臓の鼓動を聞いていると、本当に気持ちが落ち着いてくるんですよ。
QKさん
呼吸を意識しているのですね!カラダの状態を感じることで、落ち着きやすくなりますよね。声の出し方も、気持ちの落ち着きと関係ありそうです〜。
石田さん
はい。だから発声の前に気持ちを整えることは大事です。現場に合わせて表情や声色を変えています。 例えば、楽しいイベントでは、明るいトーンで場が盛り上がるように努めますし、総理が出席されるような厳粛な場ではしっとり落ち着いたトーンで話したりします。
QKさん
なるほど〜。
石田さん
あとは、呼吸の意識も大事ですが、私の場合、いつもニコニコして聞いてくれる友人の顔などをイメージしたりして、身近な誰かに語りかけるように話すことを意識しているんです。
QKさん
大勢の人に話す時に、身近なことを想像しながら話すって素敵ですね! 緊張したときに、ぼくもやってみようかな〜。
石田さん
そうですね〜。ほかに、好きな音楽を聴いたり、好きな香りを身に付けたり。自分の身の回りを好きなもので固めて、気持ちを落ち着かせると効果的ですよ。 ストレスを減らして挑んだほうが、収録やイベントでよい仕事ができると思っています。
QKさん
いい仕事をするためにも、日々の過ごし方が大事なんですね〜。
石田 紗英子 プロフィール写真
プロフィール
フリーアナウンサー/マナー講師
石田 紗英子
奈良県出身。日系航空会社の客室乗務員を経て、フリーアナウンサーに転身。 これまで、様々な番組やイベントにて、宇宙飛行士、政治家、経営者など1000名の方のインタビューを担当。 歴史好きアナウンサーとして、月刊誌「歴史街道」に執筆、NHK大河ドラマ特別番組のMCを担当。 吉野町観光大使/日本遺産ソムリエ