
“呼吸する”客室体験を
ホテルセトレ神戸・舞子で
呼吸と休憩#1
2025.5.27
#呼吸と休憩
#呼吸する休憩所
休んでいても、疲れがとれない…。
情報や雑音が溢れると、オフのひとときもなかなか心が落ち着かないですよね?
私たちには、深く呼吸ができるような“何もしない時間”が必要なのかもしれません。
そこで今回は、『極上のボーっとするプラン ~何もしない幸せ~』をプランとして提供する、ホテル セトレ神戸・舞子のリラックス体験を紹介します!
“何もしない”で、ホテルステイを満喫する
神戸市西部にある舞子は、瀬戸内海を望む美しいエリアです。
そこに広がるのは、古くから詩歌に詠まれてきた舞子浜、
世界で2番目に長いつり橋である明石海峡大橋など、うっとりとするような景色!
静かな海を眺めながら、潮風に吹かれるロケーションは、
オフのひとときにぴったりです!
そんな舞子に立地するのが、「ホテル セトレ神戸・舞子」。
明石海峡大橋や淡路島を眺められるオーシャンビューが魅力的で、
パーティーやウェディングでも人気の場所なんです。

館内はリラックスしたホテルステイを満喫できる設計。海を眺めるラウンジは、スパークリングワインやビール、コーヒーをフリーで楽しめます!
また、“本のソムリエ”掘部篤史氏がプロデュースしたライブラリー、四季折々の現代アート作品の展示も、緩やかな滞在時間を演出します。
ホテル セトレ神戸・舞子は現在、5年間をかけたリニューアルプロジェクトを計画中。
その第一弾として今回、客室「YURURI(ゆるり)」が新設され、
「極上のボーっとするプラン ~何もしない幸せ~」がスタートしました!
このYURURI、最大の特徴は、ガラス張りのバスルーム、ソファ、カウンター、ベッドを、階段状に配置。これら全てが海に向いており、部屋のどこにいても絶景を眺められるんです。 また、木目調の家具や調度品が置かれていて、温もりのある雰囲気も落ち着きます。

呼吸するクッション「fufuly」を抱き、時を忘れるひとときを
YURURIに置かれるアイテムの一つが、呼吸するクッション「fufuly」です。
まるで息をするかのように、ふくらんだり縮んだり。
抱き抱えていると自然とゆったりした呼吸に導かれます。
fufulyの不思議な感覚は、“呼吸の引き込み現象”によるもの。
動物が呼吸するときに、触れ合っている仲間の呼吸につられる現象で、
この性質をベースにした「Deep Breathing Technology※」という技術が用いられています!
※「Deep Breathing Technology 」は「「呼吸の引き込み現象」を活用した技術。まるで生き物が呼吸するように伸縮し、抱えるだけで自然と呼吸のリズムと深さの両方が同調されるので、心を落ち着かせたり、タスクパフォーマンスを上げたりすることが可能になります。
呼吸は心身の状態と切り離せない関係にあり、
古くからヨガや太極拳にも取り入れられてきました。
そして今回、ホテル セトレ神戸・舞子とのコラボレーションが実現しました。

例えば、ホテルにチェックインしたあとの、ちょっとした時間。
すぐにアクティビティに出かけるのではなく、
「YURURI」のベッドに横になり、瀬戸内海を眺めながらfufulyを抱える…。
そんな“何もしない時間”は緊張を解きほぐし、日常を忘れさせてくれるでしょう。
YURURIには他にも、アロマやレコードなどが備えられています。
客室でボーッとする。そんなゆとりある観光体験を、
皆さんも味わってみてはいかがでしょうか!

深く呼吸をしながら、周りの動きを感じていく
ホテル セトレ神戸舞子のゼネラルマネジャー・遠藤大生さんに、お話を伺いました!
そもそもなぜ、新たな客室にfufulyを導入したのでしょうか?
「セトレ神戸舞子には、ホテルステイを目的としたお客さまが多くいらっしゃいます。
これまではスペックを中心にしたプランの提供に力を入れてきたのですが、
『もっと静的な宿泊体験が求められているのでは?』と感じ、
客室内での過ごし方に重きを置いたYURURIを企画しました。
設計で工夫したのが、ベッドを縦方向に海に向け、景観を損ねる要素を取り払ったこと。
お客様が思いのままに、ご自身のポジションをつくり、思う存分ボーッとする。
そこにはクッションが欠かせないと、fufulyを導入しました」

fufulyを抱えて呼吸をする時には、「YURURIの窓からは独特の光景が広がる」そうです。
「人が呼吸をしながらボーッとする時って、自分自身は動きませんよね?
でも、YURURIから見える景色は、実はゆるやかに動いているんです。
流れる雲、海を進む船などを眺めていると、
『いつまでもここにいたい』と感じるような、特別な感覚に誘われます。
そしてfufulyもまた、自分の息遣いと一緒に動いている。
まるで生き物を抱えているような落ち着きが、
YURURIの時間にマッチするでしょう。
また照明にもこだわり、夜景を楽しんだり、リラックスをしたりと、
用途に応じてモードを切り替えられるようにしました。
室内にはオリジナルのアロマ、スピーカーの他に、
ガラス作家・児玉みのりさんのグラス、丹波焼の陶芸家・市野雅彦さんのマグカップなど、
素敵な調度品がそろいます。
ぜひ五感すべてで、客室を満喫してください!」


現在、ホテル セトレ神戸舞子は「KOBE WEST COAST PARK構想」も推進中!
屋上テラスやフィッシャーマンズカフェを設置するなど、
ホテル周辺もアップデートされる予定です。
「YURURIのようなボーッとする客室も、もっと増やしていきたいです。
当ホテルでは、お客さまがだいたい15〜16時にチェックインされます。
翌日の11時まで滞在するとなれば、20時間も過ごしていただくわけなんですね。
その時間を存分に楽しんでいただくためにできるおもてなしを、
今後も提案してくつもりです。
もともと舞子は、地元の方々がのんびりと散歩や釣りを楽しむエリア。
ボーッとするには最適なので、もっとポテンシャルを引き出したいですね!」
ちょっとした呼吸が、日常との境目をつくる
実は遠藤さん、ご自身もホテルで働く中で、
ボーッとする時間が求められているのを感じるそうです。
「10年以上前にラウンジのドリンクをフリー制にしたところ、
チェックインの時間が全体的に早まりました。
また、コロナ禍の頃は外出を控えたホテルステイが増えましたが、
その傾向は収束後も続いているようです。
アンケートでも、『早めにチェックインをして、ホテルで何も考えずに素敵な時間を過ごせた』という声いただきました。
忙しい現代社会においては、心落ち着く時間が求められているのかもしれません」

こうした世の中に対し、“疲れない旅”を広めていきたいと意気込む遠藤さん。
そのキーワードこそ、「呼吸」だと語ります。
「これまで旅というと、どこか“疲れる”イメージがあったと思います。
私自身もよく経験するのですが、旅行になるとアクションを詰め込みすぎて、
つい『忙しい日々の延長』になってしまう…。
でも、ホテルに着いて10分間でも呼吸をする時間を設けると、
日常を一旦リセットして、『さあ、今から楽しもう』という気持ちになるんです。
そんな時間で旅の質も上がるので、ぜひ皆さんに体感していただきたいですね。
YURURIのような観光体験が世の中に広がり、
“疲れない旅”が流行ったら、私も嬉しいです!」