「休憩しているつもり」でも、心やからだが十分にリフレッシュできない経験はありませんか？家事や仕事の合間にスマホを眺めたり、忙しい合間を縫ってサウナに行ったり、はたまた思い切って森林浴、瞑想などを試したりしても、なぜか休まらない――。 そんな現代人に、「意気込まずに、頑張らなくても、無意識に近い状態で心やからだが休まる休憩」を届けたいという思いから、音を浴びる体験「サウンドバス」行っているHIKO•KONAMIさんと呼吸する休憩所のコラボイベントが開催されました！ 今回は自然豊かな六甲山でサウンドバスの音に包まれる、新しい休憩体験の様子をお届けします。

サウンドバスとは、クリスタルボウルをはじめ、豊かな音の響きを持つさまざまな楽器を使用して、音のシャワーを浴びるように全身で音を感じる体験。聴くだけで音に没入する感覚は、日々の喧騒から離れ、深く心やからだを整える手助けをしてくれます！ リラックスした姿勢で呼吸や身体感覚に意識を向けると豊かな周波数の音とともに瞑想に近い状態へと導かれ、日常では得られない深いリフレッシュ感が味わえるんです！ サウンドバスの音は、リラックスした状態や、心やからだが安定している状態のときに多く出るα波と近く、α波が優位になると副交感神経が活性化するため、心の緊張がほぐれやすくなります。 また、特別な技能や準備も必要なく体験できて、誰もが楽しめるのも魅力です。

今回のイベントは、自然豊かな六甲山を舞台に開催されました。 会場は鳥のさえずりや虫の声が聞こえる、おだやかな場所。耳をすますだけで、日常の喧騒を忘れられそうです。 呼吸を意識する導入ワークからスタート！ ふくらんだり、縮んだり……生き物のように動くfufulyと呼応しながら、ゆったりした呼吸に変化させていきます。

そして寝転がり、ひんやりとした床の心地よさを感じながら、いよいよサウンドバスの体験へ！ それぞれの楽器から奏でられる心地よい音を“耳で聞く”のではなく“身体で感じて”いるうちに、全身から力がすぅーっと抜けていきます。 イベントの参加者は、fufulyを抱きかかえながらサウンドバスを体験しました。

抱きしめていたfufulyのゆるやかな動きと程よい重みを感じながら、身体の境界線が溶けていくような神秘的な感覚に。 日常とは離れた非日常のなかで、スマホを手にすることなく、ただただ音や呼吸に心と体を任せる……。 眠気に包まれるころには雑念も消え、セッションが終わるころには不思議と頭がスッキリとした感覚になりました！

イベント後、参加していたみなさんに聞いてみました！ とくに、サウンドバスの心地よい音と振動、そしてfufulyが導くゆるやかな呼吸の組み合わせによって、日常では得られない特別な時間を過ごせたという声が多く寄せられました。 「あえて何も考えない時間をつくれたのが本当に良かったです。頭がすっきりして、力が全部抜ける感じがして、眠るのとは違う感覚でした。自分の呼吸の音がはっきり聞こえて、深いことを考える貴重な時間になりました」 「瞑想を習慣にしていますが、正直、一般的な瞑想は地味だと感じていました。でも、サウンドバスはさまざまな音色に意識を向ける楽しさがありましたね。音、虫の音、触覚、いろんなものが重なり合う体験は、本当に貴重でした」

また、最初は緊張していた大人や落ち着きのなかった子どもが、体験後は非常に穏やかな気持ちになれたという声も！ 「最初は『何が起こっているんだろう？』とキョロキョロしていましたが、だんだん慣れてきて眠くなりました。日常で呼吸を意識することはなかったけれど、fufulyのおかげで深い呼吸を意識できました」 「うちの子は眠いしお腹も空いていて、始まるまではソワソワしたんですが、セッションが始まると静かになり、気づいたらぐっすり眠っていました。」 音に包まれ、呼吸を整える。そんな何気ない時間が、心も体もふっと緩めてくれる。 大人も子どもも、“ただそこにいるだけ”の心地よさを、それぞれのかたちで感じていました。

子どもも大人も情報過多な環境で過ごす現代では、何もしない時間がないという方も多いはず。 サウンドバスのような体験は、何も考えずにぼーっとする時間を提供し、身体の感覚や呼吸に意識を向けるきっかけになります。 デジタル情報から離れてなにもしない時間でしか得られない経験もあるかもしれません。 慌ただしい日々の中で、あえて立ち止まり、心地よい音と自分の呼吸に意識を向けてみる。そんなささやかな行為が、思っている以上に深く、確かに心とからだに届くことを教えてくれたセッションでした！