Z世代が渋谷で 自分にログイン
呼吸する休憩所#15
2025.12.9
#呼吸と休憩
#呼吸する休憩所
ついついスマホを触ったり、通知が気になったり…。日常を思い返すと何かしらの情報に触れ、誰かからの連絡を待ち、静かに「自分」を見つめる時間ってないですよね。 そんな現代社会だからこそ、「自分自身にログインできる90分間」をテーマに開催されたのが「第3回TOKYOぼーっとする大会」です! 場所は、トレンドとカルチャーの発信地である渋谷の「MIYASHITA PARK」。とにかく「何もしない」ことを競う、このユニークな大会に、今回も呼吸するクッション「fufuly」がお助けアイテムとして登場しました!
一見、ぼーっとすることと真逆のイメージがある若者の聖地・渋谷で実施された、不思議な“休憩体験”の様子をお届けします!
情報過多な若者にこそ、ぼーっとする時間を
2014年に韓国で始まってから、世界中で開催されているこの大会。 なかでも東京で3回目の開催となる今回は、「情報に1番触れているZ世代に届ける『自分自身にログインできる90分間』」という目的のもと、現代社会への問題提起から生まれた企画です。 Z世代のスマホの平均使用時間は1日6〜7時間に達していると言われています。常に誰かや情報とつながっており、「他人依存・情報過多」に陥りやすい彼らにとって、「自分自身にログインする」時間はとても重要! そんな背景から生まれた大会の開催場所は、トレンドとカルチャーの発信地、渋谷の「MIYASHITA PARK」。
人や情報が行き交う都会のど真ん中で、何もしない90分を体験するというギャップこそ、まさに大会が大事にしたい価値観とぴったりです。 そんなこの大会で、参加者がぼーっとすることをサポートするアイテムとして活用されたのが、呼吸するクッション「fufuly」! 伸び縮みするクッションの動きに合わせて呼吸を行うことで、体と心の両面からぼーっとする体験を後押ししました。 開始前には大会の創設者・ウスヤンさんも実際にfufulyを体験し、その心地よさをたっぷりとご堪能。こんなコメントもいただきました! 「fufulyを抱いていると自然と呼吸がゆっくり整い、心がふっと軽くなる感覚がありました。雑念が消えて“ぼーっとする心地よさ”に包まれる、まさに癒しの相棒です。」
渋谷で「自分自身にログイン」する90分間の様子
大会当日は、気持ちのいい青空のもと、Z世代の参加者たちがひたすらぼーっとすることに挑戦しました。 大会のルールはとってもシンプル!90分間、ひたすらぼーっとするだけです。もちろん、スマホを見たり、笑ったり、おしゃべりしたり、歌ったりするのは全部NG。徹底的に「何もしない」ことが求められます。 参加者は日々多忙を極める会社員、受験生、現役東大生、キックボクサー、ラジオディレクター、役者や芸人など、本当に個性豊か。
参加理由には「転職活動の疲れからとにかく心身を休めたい」という切実な声や、「SNSから抜け出すために、電波のない宇宙でぼーっとしにきました」というユニークな声も。日々の忙しさやデジタルの世界から抜け出し、あえて「何もしない時間」を求めに来たようです。 競技開始前には、参加者それぞれでfufulyを事前に試し、90分間の競技中どのタイミングで活用するか、事前に作戦会議を行っている姿が印象的でした。
大会には、万博大会に続き特別ゲストとしてリラックマも参加。fufulyを抱いてリラックスしている様子でしたが、結局動きすぎちゃって途中で失格に…。
さらに今回は、水溜りボンドのカンタさんが実況に入り、みんなのぼーっとする様子を伝えます。 競技中盤に差し掛かると、寒さが厳しくなり、ぼーっとすることが難しくなってきた参加者が続出。それに伴い、お助けアイテムのfufulyが大人気に! 参加者はfufulyを抱きかかえることで、寒さから意識をそらし、その心地よさから再びぼーっとすることに集中しました。
ドキドキの審査結果発表では、見事、優勝に輝いた参加者から、会場の寒さを吹き飛ばすほど、歓喜の声が上がりました!
また、ユニークなパフォーマンスが評価される特別賞を受賞した参加者には、壇上でfufulyの贈呈も行われました。
何もしないことで「エネルギーが湧いた」「スッキリした」
大会が終わった後、fufulyを抱えていた参加者の皆さんに、それぞれ感想を聞いてみました! 「普段、仕事で忙しくて、ちょっとぼーっとしたいなと思って参加しました。最初の60分はぼーっとできたのですが、最後の30分は寒くて本当に大変でした。結構過酷な状況でしたが、リラックスできたことで不思議と体も温かくなり、心拍を落ち着かせることができました。90分間スマホを触らなかったのは、たぶん初めてなんじゃないかってくらい新鮮な体験で、今後はスマホを置いてデジタルデトックスしたいなって思います」
「Xで知って参加したのですが、普段から情報収集が趣味でいつも何か調べているので、周りから『ちょっと休みなよ』って言われたのがきっかけです。競技中はfufulyを抱くことで心の奥がそっと温もったように感じて 、友達と2人でくっつきながら臨みました。実は猫を飼っているのですが、クッションを抱きしめた状態って本当にその感覚に近くて、おかげで安心感がありました。久しぶりにぼーっとしてみるとなんだかエネルギーが湧いてきて、明日から仕事もがんばれそうって思いましたし、何にもしない時間って改めて必要なんだなと感じました」 「仕事をしているとずっと『いらっしゃいませ』と言っているんですが、そういう声を発したり動いたりしないっていうのが新しい感覚で、とてもすっきりしました。普段、会社では『ぼーっとするな、仕事しろ』とかよく怒られるんですけど、ぼーっとするからこそ余白が生まれて新しいアイデアが生まれるということを、仕事でも証明したいと思いました」
人や情報が行き交うMIYASHITA PARKという象徴的な場所で実施された、今回のぼーっとする大会。参加者の皆さんの声を聞くと、あえてぼーっとすることでエネルギーが湧いたりスッキリしたりなど、しっかりとその効果を実感していたようです。 何もしない時間が心と体をリセットし、新しい余白をもたらす。そんなひとときを、ぜひfufulyとともに日常の中に取り入れてみてはいかがですか。