
髪だけでなく
「心もととのう」美容室
呼吸と休憩#4
2025.12.16
#呼吸と休憩
#呼吸する休憩所
カラーやパーマ、シャンプーなどの施術の時間を、
もう少しゆっくりとくつろげたら──。
そんな思いを形にするように、表参道で10年以上親しまれてきた美容室「EMBELLIR(以下、アンベリール)」では呼吸するクッション「fufuly」を取り入れています。
髪をきれいに仕上げるだけでなく、気持ちまでやわらぐひとときになるように。
今回は、美容室という日常のなかの特別な場所で生まれた、
静かに呼吸が深まっていくような体験を紹介します。
髪だけじゃない、心と体もととのう美容室へ
美容室は今、「仕上がり」だけでなく
「どんな時間を過ごせるか」が問われる場所になっています。
アンベリールでは、代表の高橋亜季さんが掲げる「ヘルシー&ビューティー」というビジョンのもと、髪だけでなく心と体まで健やかであってほしいという考えを大切にしています。
「美容室って本来は、髪をととのえるだけでなく、日常から少し離れてほっとひと息つける場所なんだと思うんです。だから私たちは、お客様一人ひとりとしっかり向き合いながら、仕上がりはもちろん、ゆったりとリラックスして過ごせる時間を提供したいと考えています」

アンベリールではお客様の潜在的な“疲れ”にも寄り添い、心までリセットしてもらうためのさまざまな工夫を続けています!
例えば、頭皮環境を整えるヘッドスパや、体の中からケアするオリジナルの薬膳茶を提供。
席数も限定することで、お客様同士があまり気にならないよう、ゆとりをもった空間づくりを大事にしています。
ただ、カラーやパーマにはどうしても“待ち時間”が生まれます。
その時間をもっと心地よく過ごしてもらいたい──
そう考える中で出会ったのが「fufuly」でした!
「もともとクッションは置いていたので、自然に使っていただけると思いました。呼吸に着目したコンセプトも、私たちが大事にするビジョンと重なっていて。それで、呼吸するクッションってどんな感じなんだろう?と思って自分でも体験してみたら、自然と気持ちが落ち着き、すごいなと思いました。リラックスできたので、ぜひ、お店に取り入れたいと思いましたね」

サロンの中に溶け込む、呼吸する時間
fufulyは主に、カラーやパーマの待ち時間、ヘッドスパの最中などで使われています!
「『どうぞ』と手渡しをして、『呼吸するクッションなんです』とお伝えすると、多くのお客様が興味を持ってくださいます。『ちょっと気になる』『体験してみたい』といった反応が多いですね」

実際に使ってもらうと伸縮する動きに合わせて、自然と気持ちが落ち着いていきます。その時間が、来店前の緊張や疲れを静かにほぐしてくれるとのこと!
「fufulyも使うことで、お客様のリラックス度は上がったなと思っています!他にも、スタッフとお客様のコミュニケーションにも変化がありました。例えば呼吸のことにちょっと触れるだけで、体のこと、ストレスのこと、そのほかにも『なんか気になるな』って思っていることとか、普段はなかなか口に出しにくいお客様のお悩みを、グッと深く聞かせてもらいやすくなりました」
コミュニケーションのきっかけにもなっているfufuly。
お客様に寄り添う時間が、より丁寧になって
ホスピタリティをさらに高める役割も果たしています!

“いい休憩”が、空間をやさしく変える
fufulyを体験したお客様からは、さまざまな反応が寄せられています!
「お客様からもやはり『すごくリラックスできた』という声をいただきます。それに『なんだか、すごくあったかい』と感じる方もいますね。あと『クッションの動きに合わせて呼吸を意識するようになった』という言葉もいただきます」
実際にお客様へアンケートを行ったところ、以下のような感想が寄せられているそうです!
「時間が経つほどにリラックスできました」
「ヘッドスパの時間が、いつもよりもっとリラックスできました」
「子犬を抱っこしているようでした」
こうした感想を受けて、高橋さんは他の美容室にも勧めたいと話します。
「カラーやパーマの待ち時間は長く感じやすく、『ちょっと退屈だな』と感じちゃうお客様も少なくありません。でも、この時間がリラックスタイムに変われば、お客様にもっと喜んでもらえるはずです。私たちも髪の悩みがあるなしにかかわらず、髪をきれいに仕上げるのはもちろん、心からほっと一息つけるようなリラックスタイムを提供できるようにがんばります!」

fufulyは、ただのクッションではありません。
お客様が“何もしない時間”にも、そっと寄り添ってくれる存在です。
心がほどけるひと息が生まれることで、美容室という空間はさらにやさしく、豊かな場所へと広がっていきます。








