
山田全自動さんが描く
現代人の“おつかれ”
ちょっと、ひといき展#3
2026.1.27
#呼吸と休憩
#インタビュー
『ちょっと、ひといき展』レポートの第3弾では、
SNSで人気を集めるイラストレーター、山田全自動さんによる特別展示『ちょっと、ひといき展~みんな頑張ってるでござる~』をご紹介。
仕事に、家事に、子育てに。
つい頑張りすぎてしまう毎日の“おつかれ”を、
江戸の町人テイストのゆるいタッチで、軽やかに風刺する作品がずらり。
クスッと笑えて、なんだか気持ちが軽くなる——
今回は特別に、展示の一部をお届けします!
江戸風のイラストが人気! 山田全自動さんの世界
山田全自動さんは、現代人の“あるある”をユーモラスに描く人気イラストレーターです。
江戸の町人風イラストと、現代社会とのギャップから生まれる独特の世界観が持ち味で、クスっと笑える “あるある”ネタがたくさんの共感を呼んでいます。
会場は magmabooksの一角にあるmagmaspace。江戸を彷彿とさせる独特の世界観が来場者を出迎えました。
作品は、本企画のために描き下ろされたオリジナル作品に加え、これまで山田全自動さんのSNSに投稿された作品の中から企画にぴったりな投稿がピックアップされました。
また、今回の企画に携わったJTの社内公募から選ばれたエピソードをもとに描かれたものも。
(丸善ジュンク堂書店とJTの取り組みに関する記事はこちら https://qkok.jp/magazine/m_0059/)
皆さんも共感できる“おつかれ”が見つかるかもしれません。
これはまさに自分かも!? 現代人の“おつかれ”あるある
「自分で説明したことを『あの時なんて言いましたっけ?』と後で聞いてしまう」
一度は理解していたはずなのに、言葉が頭から抜け落ちてしまう…。
それは、気づかないうちに思考が疲れているサインかもしれません。
そんなときは、いったん頭を空っぽにする時間を。
「『確認お願いします』がタイピング&変換ミスで『角煮お願いします』に」
社会人の皆さんの中には、一度は経験したことがある方も多いのでは…?
焦れば焦るほど、余計に空回りしてしまうことも。
まずは一呼吸して、気持ちを整えましょう。
「トイレットペーパーを買いに行き、トイレットペーパーだけ買い忘れて帰ってくる」
思わず笑ってしまいますが、これはかなりの“おつかれ”サイン。
物忘れが増えたと感じたら、一度立ち止まって“ひといき”入れましょう。
「休憩効果を高めたい思いが溢れて、文明の力を駆使」
休むことにすら全力になってしまうのも、現代人あるある。
ときには便利なアイテムに身を委ねて力を抜くことも、休憩の選択肢のひとつです。
ほかにもたくさんの「みんな頑張っているな」「みんなも“おつかれ”だな」と感じられる作品が展示されました。
仕事人間の方に届いてほしい
今回、作品を手掛けた山田全自動さんに、展示の見どころを伺いました。
山田全自動さん「日本人は仕事人間の方が多いので、そんな人にリラックスできる空間を届けたいと考えています。展示の中に『自由な時間が欲しいといつも思っているのに、いざ暇になると逆に何したらいいか分からなくなる』という作品がありますが、実は自分もそのタイプです(笑)」
仕事人間だという山田全自動さんですが、休憩時間にはどんな方法でリフレッシュしているのでしょうか?
山田全自動さん「甘いものを食べること。あんこが好きで、和菓子屋さんによく行きますね。甘いお菓子にコーヒーを合わせるのが一番の癒しです」
忙しい日々のなかでも、自分なりの“整え方”を持っている山田全自動さん。
では、この展示を通して、来場者にはどんな気持ちを持ち帰ってほしいのでしょうか。
山田全自動さん「今回の展示を観てクスッと笑ったり、リラックスしたりしてほしいです。日常を振り返りつつ『自分もこういうときがあるな』とか『休憩しないとな』とか、“おつかれ”な自分に気づいて、休憩の大切さを思い出してくれたらいいなと思います」
山田全自動さんの作品は、
頑張りすぎている自分をやさしく肯定してくれるような温かみがあります。
今の時代、誰だって知らないうちに疲れが溜まってしまうもの。
この展示が、そんな“おつかれ”な自分に気づく、
小さなきっかけになったかもしれません。








